夏休み東京サッカー合宿2025 in Jソサエティー多摩|2日目
【夏合宿2025】2日目レポート!「子どもたちの“考える力”が芽生えた日」
昨夜は、初めて会った仲間たちともすっかり打ち解け、寝る直前まで話が止まらなかった子どもたち。
眠そうにしている子もいましたが、朝食の時間にはすぐに笑顔が戻り、元気に一日がスタートしました。
トレーニングは、「Jソサエティー多摩」で。オフィスビルの内にあるので外観からグラウンドがあるように感じられません。
そして、ここは屋根付きグラウンドなので直射日光を避ける事ができるこの夏に最適の場所。今日もここからスタート!
走るだけのサッカーじゃなく、頭を使うサッカーへ。
そんな変化が、選手たちの中に確実に芽生えています。
少しずつ、でも確実にステップアップしていく子どもたちの姿がとても頼もしい2日目となりました。

今日も東京ヴェルディソサイチチームの徳永監督の指導。そして、午前中は前田選手(NO,22)もゲストコーチとして参加してくれました。ヴェルディソサイチのユニホームの背中上部に「GXA」が・・・。スポンサーをしておりまーす。

涼しい早朝8時からのトレーニングだったのでプレーしやすかったと思います。

ランチの後の昼寝タイム💤 熱中症ではありません! すっかり熟睡してまーす

こんなところでも・・。寝られんのか?

休憩のあとには希望者だけで散歩にも出かけ、リフレッシュした笑顔が戻ってきました。

そして午後、いよいよ池上コーチのセッションがスタート。
まずは「質問タイム」でアイスブレイク。子どもたちから出てくる素朴な質問に、池上コーチが一つひとつ丁寧に答えてくれることで、会場の空気が一気に和みます。緊張していた子の表情もやわらぎ、自然と笑顔に。
昨日のトレーニングに参加してくれた安斉選手もサプライズ参加!!また行ってもいいですかーと自ら志願してくれました。

その後、突然始まったのは「色分けなし」のゲーム。
赤チーム、青チームといった区別が一切ない中で、誰と組むのか?どこにパスを出すのか?――状況を自分で“見て考えなければ”ならないルールに、子どもたちは一瞬きょとん。
「えっ?どうしたらいいの?」という驚きの表情が並びました。
けれども、時間が経つにつれて少しずつ理解し、仲間と声をかけ合いながら工夫して動くように。
ただ走るのではなく、周りを見て、判断し、考えて行動する。
その過程にこそ、池上コーチが伝えたかった大切な学びがありました。
今日の午後、子どもたちは“考えるサッカー”の扉をまたひとつ開いたのだと思います。
驚きから始まり、最後には確かな成長を見せてくれた2日目の午後のセッションでした。