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セレソンの「赤ユニ」巡りブラジルで大論争…どうなる2026年W杯

セレソンの新ユニホームを巡り、政界を巻き込んだ大論争が起こっています。2026年のサッカーW杯で、ブラジル代表のセカンドユニホームがこれまでの青から赤に変わる可能性が報じられました。

これまでの青色セカンドユニホームは、サッカー王国のブラジルにおいて特別な意味を持っています。1958年のW杯スウェーデン大会、当時17歳だったペレ選手らを擁して悲願の初優勝を果たした決勝で着用していたものを変更するとあって、伝統を重んじるファンや元セレソンからも「愚策」「侮辱」などといった声が挙がっています。政治的な対立も表面化し、とりわけ「赤」が労働者党を象徴する色と見なされることから、保守系議員を中心に非難が続出。伝統色である黄、緑、青、白を捨てて労働者党との関連性を指摘する政治家もいるほどです。

そんな中、ブラジルサッカー連盟(CBF)は、現在出回っているセカンドユニホームの画像について「公式なものではない」と声明を発表。事態の収拾に躍起です。正式発表が予定される2026年3月は、ブラジル大統領選が行われる年でもあります。新たなデザイン案がどのようなものになるのか、ブラジルのみならず、世界中が注目しています。

GXAでは今夏、都内で小1~小4、小4~小6を対象とした合宿を予定しています。育成世代から基礎をしっかりと磨き、将来はサムライブルーのユニホームを身にまとってセレソンと渡り合えるような選手を目指しましょう。